火山洞窟にて模倣体に遭遇した。
噂には聞いていたがこの目で見るのは初めてだ。
外見から察するにヒューマンの女性、ガンナーだ。距離をとり長距離からテクニックで狙い撃つ。
時間はかかったが撃退には成功した。模倣体とはいえ、対人戦闘は後味が悪い。それを狙った戦略なのだろうか?
久しくあった友人から性格が変わったと言われた。
どう変わったのか、と問うと丸くなった、と返ってきた。僕自身、丸くなった覚えは無い。尖っていた覚えも無いが、そう見えるらしい。
最近、何かあったのかと続けて問われ、付き合っている人物がいると述べたところ、満面の笑みでそうか、と彼は頷いた。
恋は人を変える、というが、自分がそれに該当するとは思ってもいなかった。
相変わらず、人の出入りが激しいチームだ。
あの笛吹き女は増えを吹き続けているようだ。
最近、他とは違うメンバーが入ってきた。リンという少女だ。
直前まで続いていたある問題が原因で、何をどうしたいのかわからないのだという。
日記を書く行為は自分の思考を整理するのに役立つ。それは将来の自分を助ける材料になる、と日記を書くようすすめた。
紙の日記帳が余っていたので譲る。書き手に書かれてはじめて真価を発揮するものだ。
思い出したように書き留める程度なら端末で間に合っている僕には贅沢な代物だ。
2つの意味で事実を知る。
1つ目はその人物の影の理由だ。
2つ目は僕がその人物の力になりたい。
何ができるのか、いつまでできるのかわからない。いつか尽きるその日まで力になり続ける。
気になる人物がいる。
笑顔が美しい、と思うが何処か影がある。そういう人物だ。
何がそうさせているのか興味がある。興味本位で知るものではないが――
チーム内の人間関係を整理する。
強いつながりが全体にあるわけではなく、小規模なグループが幾つかあるぐらいだ。派閥争いはない。個人プレイを主としているようだ。
フィールドにて奇妙なキャストに遭遇した。
名をエオという。
完全にこちらを見通しているような言動で、気がつくとチームに入団していた。自分の意志でそうしたつもりだが、本当にそうなのかふと、疑問に思う瞬間がある。そういう言動をする人物だ。
アークスの適性試験に合格した。
当面はフォースとして活動する。
チームの勧誘もあったが全て断った。一人のほうが性に合っている。
初版の醍醐味といえば聞こえはいいが、例によって誤字と脱字が多い。
登場人物の名を間違えているのは致命的だ。
正誤表を作り送る。