think log

読書感想文。考えのログ。ペオズの雑記。PSO2のPC視点のブログ。

ステップファザー・ステップ

いつもの本屋にあったので手に取った。
 
両親がそれぞれ駆け落ちでいなくなって遺棄児童になった双子と、仕事中の事故で双子の家に落下した泥棒の話だ。物語の主人公はこの泥棒だ。泥棒と双子の関係を主軸に話は進んでいく。
 
共闘関係から疑似親子を経て血のつながりのない親子になるまでの話だと理解した。軽いミステリー要素はあるが、物語の趣旨はきわめてオーソドックスだ。
 
普段は読まないタイプの本だが、手にとり、一気に読んでしまったのは自分の身と重なるところがあるからだろう。それだけ自分が意識しているわけだ。
 
結論は熟考してから至る人間だと思っていたが、単に逡巡しているだけなのか……。

模倣体に遭遇

火山洞窟にて模倣体に遭遇した。

噂には聞いていたがこの目で見るのは初めてだ。

外見から察するにヒューマンの女性、ガンナーだ。距離をとり長距離からテクニックで狙い撃つ。

時間はかかったが撃退には成功した。模倣体とはいえ、対人戦闘は後味が悪い。それを狙った戦略なのだろうか?

ログ12

保護者の代行、正確には身元保証人をやることになった。
 
リン・スウェルには頼りになる家族がいないという。
 
このご時世だと両親が健在の僕が言っても説得力に欠けるが、この時代だから彼女の手からすり抜けたものは多いのではないか。
 
ダーカーの活動が活発にならなければ、彼女の両親は失われずに済んだ。アークスの活動が激しさを増さなければリン・スウェルは善人の皮を被った悪党に連れ出されるようなこもとなかった。
 
怒りを覚えない、と言ったら大きな嘘だ。僕は強い怒りを覚えている。が、ここで怒りのまま行動しても結果には繋がらない。
 
ここで僕が取れる行動はいつもと変わらない。ひとつはアークスとして行動すること、もうひとつはパイドパイパーの一員として行動することだ。
 
いつもと変わらないのがもどかしい。もどかしいが、建設的な手立てが思いつかない以上は、行動に移すべきではない。

久しくあった友人から

久しくあった友人から性格が変わったと言われた。

どう変わったのか、と問うと丸くなった、と返ってきた。僕自身、丸くなった覚えは無い。尖っていた覚えも無いが、そう見えるらしい。

最近、何かあったのかと続けて問われ、付き合っている人物がいると述べたところ、満面の笑みでそうか、と彼は頷いた。

恋は人を変える、というが、自分がそれに該当するとは思ってもいなかった。